醤油基本辞典~醤油の基本からアレンジ調味料レシピ、そして醤油の歴史もご紹介!~

日本人なら、だれでも普段から使っている醤油ですが、『薄口と濃い口の違い』や『丸大豆醤油って何が違うの?』など、よくよく考えると、知らない事も沢山あると思います。

今日はそんな醤油のあれこれ~醤油アレンジ調味料、そして醤油の歴史等、ご紹介しましょう!

アレンジレシピも簡単なので、是非!ご家庭でもご活用下さい!!

醤油の種類は5種類ある!?

醤油は大豆と小麦を発酵させて、麹を仕込んで作った調味料です。

大きく分けると、全部で5種類に分類されるって知ってました?

まずは、簡単にその5種類をお伝えしましょう!!

その①濃い口醤油

日本人の食卓にまず上るのはこれですよね。

濃い口醤油は、大豆に同じ位の量の小麦を混ぜて作ります。

日本で一番多く使われている醤油です。

その②淡口醤油

薄口とも書きます。

原料は濃い口とほぼ同じです。

濃い口と淡口の違いは大きく分けて三つあります。

 濃い方が濃い口 薄い方が淡口
塩分濃度 低い方が濃い口 高い方が淡口
こくと香り 濃い方が濃い口 薄くてさっぱりしてる方が淡口
濃い口は、こくを出したい煮物等の料理に合い、
淡口はさっぱりと素材の香りを邪魔したくない吸い物などの料理に合います!
 

その③たまり醤油

1年間近く発酵熟成させると言う・・・大変な手の込んだお醤油です。

たまり醤油は、大豆を蒸して味噌玉と言うものを作ったら、それに食塩水を注いで作ります。
お刺身醤油としても良く売られていますよね。
あとは、せんべいに塗ったり、私は個人的には鰹節と合わせておにぎりの具にしたりして使っています。
ゴマ油と合わせて、焼きおにぎりに塗って焼くのも、なかなか美味しいですよ!!

その④白醤油

殆どが愛知県で作られていて、材料は小麦のみ!・・・だったのですが、

JASが「大豆を使わないものは、醤油と呼んではいけませ~ん!!」って言う決まりを作っちゃったものだから、少し大豆が入ってます(笑)

甘みが強くて塩分も強く、そのままかけるよりは、調味料として使った方が良いです

私は卵焼きにちょっと入れたり、昆布と一緒に野菜を漬けこんでお漬物にしたりします。

その⑤再仕込み醤油

もろみを絞っただけで、火入れしたり他の調味料などを一切加えない醤油を生醤油と言います。

そして、その生醤油に、麹を更に仕込んで作ります。

真っ黒!です。お味もかなり濃厚!! ( ;∀;)

私は、一度だけ知り合いから、少し分けて貰った事があります。

色んな使い方をした中でもトマトソースに合う!って事が解りました。

豚バラの角煮にも最高でした!!

それと、マグロの漬け丼にも良く合いました!!

一振りするだけで、濃厚なコクが出るんですね~。

とにかく、あっさりした料理だと、素材が醤油に負けてしまいます。

なので、そのままかけるよりは、

何かしらの料理に一味加えてコクを出したい時に使えます。(^^)/

丸大豆醤油ってどんな醤油?何が違うの?

丸大豆醤油って、良く聞きますよね?

少しお値段も高めですが、一体何が違うのでしょうか???

以前、味噌醤油蔵の見学に行った時に、醤油職人さんより教わりました。

普通の醤油は、大豆の脂分を除いて作っていますが、丸大豆醤油はその名の通り、大豆を丸ごと使った醤油です。

なるほど!

少しお高めなのも納得できますね。

味も香りも、普通の醤油より濃厚で、こくもありますよ~!

ご紹介!簡単に作れる醤油アレンジで時短料理をしよう!!

さて、ここで、私が良く作る、醤油のアレンジ調味料を5種類お伝え致します!!

とっても簡単で、いろんな料理に使えますので、是非作って見られて下さい!(^^)/

用意するものは、煮沸消毒した瓶と醤油、あとは其々の材料のみです!

塩分が気になる方は、減塩醤油等で作られても美味しいですよ!!

アレンジ醤油の色んな利点!時短料理にもってこい!!

これを作っていると、料理する際に色んな利点があります。

  1. 1匙加えるだけで、料理の味がぐっと良くなる→ニンニク醤油、干しエビ醤油等
  2. 既にお出しや香りが出ているので、だしを取ったり、ハーブを加えたりしなくても美味しくなる→シイタケ醤油、ローズマリー醤油
  3. ちょこちょこっと加えるだけで、レパートリーが広がる→柚子唐辛子醤油など

時短料理にぴったりですね!!

アレンジ醤油の注意点は・・・?

一つご注意点としては『乾物は水戻しせずに入れる!』と言う事です。

水戻しした乾物を使うと、醤油の大敵である酸化を早め、保存が効かなくなりますので注意しましょう!

その①ニンニク昆布醤油

つぶしたニンニクに昆布を入れて、醤油を注ぎます。

冷蔵庫で3~4日保管して、昆布を取り除いて出来上がり!

  1. お肉に漬け込んで焼くだけでコクがでて美味しい!!
  2. ゆで卵をビニール袋に入れて漬け込むと、味卵が出来ます!
  3. チャーハンの最後の一振りに使うとコクと香りが最高です!
  4. カレーの最後に隠し味に!!これ最高です!!

その②ローズマリーニンニク醤油

ローズマリーの葉(無ければ乾燥でも!)つぶしたニンニク、蜂蜜、ブラックペッパーを瓶に入れて醤油を注ぎ、冷蔵庫で1週間寝かせたら、ローズマリーを取り出します。

この醤油の特におススメは『チキンステーキ!

鶏もも肉を焼いて、この醤油で味を絡めていきます!美味しいですよ~!!

私は他には、これに更にマーマレード等を混ぜて、肉の漬け込みだれや、照り焼き等に使います。

その③柚子唐辛子しょうゆ

よーく洗った柚子を絞って、適当な大きさに切り、丸ごと入れ、唐辛子を半分に切り、種を取って醤油を注ぎます。

冷蔵庫で1週間寝かせ、柚子を取り除いて出来上がり!

豚肉や鶏肉をさっぱりと食べれますよ!

  1. 冷しゃぶに使うと、豚バラをあっさりとした味わいにしてくれます!!
  2. 大根おろし等を入れてお湯やおだしで割り、鍋のたれに!
  3. 大根ステーキや、茄子の炒め物に!
  4. 湯豆腐のたれにも!!

その④干しシイタケ醤油

干しシイタケと少しの昆布を、醤油に漬け込み、4日ほどで昆布を取り出します。

とても甘みがあり、コクのある醤油に仕上がります。

シイタケの軸って捨てる方も多いと思います(因みに、私はあの部分が大好きです)が、

私は普段は、軸だけで作ったりします。

今まで捨てちゃってた!って方には、とってもエコでは無いでしょうか。

因みに、今回は丸ごと使ってますが、その際は小さい方が香りが良いです。ぐ
  1. 水で割ったら、さっぱり美味しいそうめんのツユに!
  2. 和風チャーハンの最後の一振りに!!
  3. 生のシイタケをバター焼きして、上からかけてもGOOD!

その⑤干しエビ醤油

半分に切り、種を取った唐辛子と干しエビを瓶に入れ、冷蔵庫で1週間寝かせて完成です!

これは、どちらかと言えば、私の『秘密の隠し味』です。( *´艸`)ウフフ~♪

私の使い方をご紹介しましょう!!

  1. マーボー豆腐やマーボー茄子の隠し味にひとふり→ぐっと濃厚さが増します
  2. 肉まん作る際の隠し味に1匙→干しエビの香りとコクが豚肉と合わさり、一味違った味に仕上がります。
  3. お粥やラーメンに1匙!→コクが生まれます!
  4. 大根の煮物の調味料として!!→味醂と1対1で合わせてやってみたら、淡白な大根が干しエビのうまみ風味をすって、思った以上に美味しく仕上がりました!
  5. 焼きそばに1匙!!→ぐっと味に深みがでて、強いうまみが加わりますよ!

ちょっと変わり種ですが、いろいろと試されてみて下さい!

新しい、今までにない味を発見できますよ!!

醤油が無かった時代の、醤油の先輩調味料は???

醤油が生まれる前から、日本人は刺身をたべていました。。。

じゃあ、その前は何で刺身を食べていたのでしょうか???

最後に、『醤油が生まれる前の幻の調味料』をお伝えしましょう!!

因みに、醤油のルーツとは、もともと鎌倉時代に中国から渡った『金山寺味噌』と言うお味噌の漬け汁を、江戸時代になってから、日本人の好みの味に改良した調味料と言われています。

醤油の先輩調味料は『炒り酒』と言います。

大昔の調味料と言われると、作りたくてうずうずしてしまう筆者です( ;∀;)

当然、作っちゃいました(笑)

炒り酒のレシピをご紹介!!

≪材料≫

梅干し 

日本酒 

鰹節 

≪作り方≫

梅干しの実をつぶして、種と実を鍋に入れ、日本酒を入れて弱火でぐつぐつ、日本酒が半分位になるまで煮ます。

その後、鰹節を入れて更に煮詰めます。

火からおろし、冷めるまで置いておいたら、煮沸した瓶に入れ、冷蔵庫で保存します。

以上!!

淡白な白身魚のお刺身にとっても合いますよ!!

蜂蜜と合わせて、白身魚のお刺身とキュウリ、白ネギの千切りと和えたら

とっても円やかな白身魚の酢の物が出来ました!!(^^)/

是非!お試しを!!

醤油 まとめ

醤油は大きく分けると、5種類の醤油がある!
其々に特徴があり、その特徴に合わせて料理を作ると、料理がぐっと美味しくなる。
醤油に色んなものを入れて作ったアレンジ醤油は、料理の時短を助けてくれる。
醤油が生まれる前の調味料は、日本酒と梅、鰹節で作った酸味の円やかなもので、白身魚にとても相性が良い。
皆様も是非、色んな醤油を活用して、
 

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